麻婆豆腐
銀座に鍋を食いに行こうということで、うろうろしたことがある。そのとき振り出した雨が翌日には、すっかり雪になったから、冬だったのだろう。
結局、孔家飯店という四川料理の店に入った。私は、急に体調が悪くなり、途中からまったくなにも食べられなくなったが、一緒に行った人は、火鍋を食べていた。それでも、最初のほうに出てきた麻婆豆腐はおいしかった記憶がある。なにせ辛いのだ。唐辛子的な辣の辛さだけでなく、花椒(中国山椒)の麻が強烈。自分のくちびるが、タラコ型になっているのではないかと思えるくらいだった。
その店に再び行った。リベンジだ。しかし、たしかに美味しいのだけど、たしかに辛いのだけど、記憶にあるそれよりも美味さも辛さも控えめな気がする。
そのほか、車えびの四川マヨネーズ和え、黒酢と白菜の四川家庭式炒め、四川風チャーハン、担担麺など頼む。たしかに美味いのだが、量が少なめ。期待を裏切られたのもあいまって、一人5000円くらいだったのだけど、ちょと満足度は低め。たんまり金を握りしめて行くほうがいいのかもしれない。
ちなみに、一緒に行った人は店を出た途端に体調不良を訴えうずくまってしまう。「この辛さ、消化に体力使う……」と。
辛いもの食べるときは、万全の体調でないとダメなのかもしれない。前に私が体調崩したときも、元から悪かったのもあったけど、食べたことで一気にきたものなぁ。
翌日自宅で、たっぷりの豆板醤と花椒を入れた麻婆豆腐を作ってみる。しかし、前日に食べた控えめだと感じた麻婆豆腐より、全然辛くない。ふと豆板醤をなめてみるが、孔家飯店の麻婆豆腐のほうが辛いと思えた。もっと色々な辛さを重ねていかないとダメかもしれない。今度は、さらにラー油を大量に入れてみることにしよう。

